私は以前からボールがヒール寄りに当たっていました。そのせいかシャンクが出やすく、「シャンクしか打ってないんじゃないか?」と思うようなラウンドを体験したこともあります。
その後、シャンクが治ったと思っても、しばらくすると再発しスコアにならないということが何度もありました。(私の場合、シャンクが出だすと110以下のスコアで回ることは不可能でした。)
そんな頑固なシャンク持ちだった私も、これからご紹介する方法でウソみたいにシャンクが消え、クラブの芯でボールを打てるようになりました。
この記事ではシャンクを克服し、クラブの芯で打てるようになった方法をご紹介します。
前提知識:クラブのどこにボールが当たればいいのか?
クラブフェースの真ん中にボールが当たればいいというのはなんとなくわかりますよね?シャンクを克服するポイントの前にクラブフェースのどこに当たると、どうなるかをまとめておきます。
ヒール寄りに当たる:スライス回転になりやすい
トウ寄りに当たる:フック回転になりやすい
上側に当たる:スピン量が減る
下側に当たる:スピン量が増える
ざっとこんな感じです。
一般的にはフック回転でスピン量が少ないほうがよく飛ぶといわれている(いわゆるドローというやつ)のでフェースの真ん中のトウ側・上側に当てるようにするといいです。
この後は具体的なシャンクを克服するポイントを解説していきます。
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原因はボールの近くに立ちすぎていたことだった!
唐突ですが、ボールとの適切な距離を知っていますか?私はボールとの距離を考えたこともありませんでした。
なんとなく構えて、なんとなく打って、原因かわからずシャンクしていました。今考えるとボールとの距離が近すぎたんですね。
有名ティーチングプロの三觜喜一さんの動画を見たのがきっかけでボールとの適切な距離を意識するようになりました。この動画は本当に素晴らしい動画です。何度も見ることをお勧めします。
動画ではボールとの正しい距離を以下のように解説しています。
1.まずは普通に構える
2.グリップを離して地面にクラブを置く
3.置いたクラブのグリップエンドと自分のかかとを並べる
私が試してみたときはかなり遠いイメージでものすごく違和感がありました。しかし、これが適正な距離とのことです。動画ではドライバーの解説でしたが私はアイアンも同じ距離の取り方をしています。
上の手順で距離を測ってから打つようになってからヒールに当たることやシャンクが出なくなりました。ボールの近くに立ちすぎていたから根元に当たりやすかったわけです。
ボールを打つ前にしっかりと距離を確認することで、ただクラブを振るだけでフェースの芯に当たりやすくなりました。ゴルフもスイングより事前準備が大事ということです。
傾斜地でもボールとの距離を意識する
ボールとの距離は「つま先上がり」や「つま先下がり」といった傾斜地でも意識したほうがいいです。
よく「ゴルフはティーショット以外平らな場所から打つことはできない」と言われます。まぁ、実際にはフェアウェイやセミラフからであれば、それなりに平らな場所から打てることがほとんどですが。。。
それでも、ラウンド中はひどい傾斜地から打たないといけないことがあります。
つま先上がりの場合であれば「つま先上がりはフックしやすいから狙いよりかなり右目に構えよう」と戦略を立てて打ちますよね?
私はそんな時に限ってシャンクが出たことがあります。その日は、その後シャンクが止まらなくなりスコアになりませんでした。
今考えれば、この時も私はボールとの距離が近すぎたんですね。
ひどい傾斜地で打つときもボールとの距離が大切です。傾斜の場合は、ボールから少し遠めに構えるだけで十分な効果があります。私はこれを意識しただけでシャンクが出なくなりました。
まとめ
ラウンド中にシャンクが出ると本当に大変です。
トップやダフリは「次から気を付けよう」と気持ちを切り替えられますし、修正も可能です。しかし、シャンクはなぜか止まらなくなり、もう、その日のラウンドは諦めることになります。
今回、ご紹介した方法は、3ラウンド連続でシャンクが原因で120オーバーだったときに、解決法を探して辿り着きました。ボールとの距離を意識するだけでシャンクを克服することができてとても良かったです。
私は、ゴルフの練習が好きなので試行錯誤は苦にならないタイプです。時間が経つとポイントを忘れてしまうので備忘録的に記事を書いています。
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